幾分涼しくなってきましたね。
皆様、お盆休みはどうお過ごしですか?
エアコンの効いた室内でゴロゴロしていたらダメですよ(笑)。

私は、退職金で買ったお気に入りのフィットを磨き上げ、那須烏山の森田踏切へとやってきました。
今年も向日葵に会うために。

あちゃ~、ちょっと遅かったですね。
グッタリと下を向いている向日葵も多数。一週間前くらいが見頃だったのではないでしょうか。

でも、いいのです。
シミもソバカスも、若き時代を生き抜いた証。人だって花だって同じです。
ヨレヨレだっていい!凛として立っていたい!
雨にも風にも、夏の暑さにだって負けない。
そんな姿が美しくもあり、カッコいいんだ。

そう思いませんか?
ビジュアル的には、最近の足の長い若者には敵いませんよ。
でもね、昭和の男には、平成の男には真似できないカッコ良さがあるんです。

遮断機の警報音と共に、近づいてくる平成の新型車両。
向日葵たちは下を向いて見向きもしない。
ゴウゥゥゥ・・・ッこの風景を、味のある旧型車両が走っていた時代が懐かしい。

涼しくなったとは言え、盆前の夏は暑い・・・。
汗が滝のように流れ出し、乾いた地面を濡らしてゆく。もはや汗なのか涙なのか、はたまた鼻水なのかわからない程グチャグチャ。
シワガレタ顔、裏腹にたるんだ腹、全身が汗まみれ。
歩くスピードだって遅い。
でも、そんな自分 - 昭和の男をカッコいいと思う。一所懸命なこの姿を。
凛として歩いてゆきたい!この人生を。

見頃を過ぎたタイミングでこそ味わえる世界がある。
いかがですか?皆様も足を運んでみては。