季節はすっかり秋ですね。
秋はベスト・ハント・シーズン。暑くも無いし、そんなに寒くも無い。
行くぜ!アムロ行きまぁ〜す!!!

やって来たのは益子町生田目地区。
コスモス祭りにはまだ早いけど、隊長のブログを見ていたら居ても立っても居られない。

ぬぅおぉ〜気持ちがいい〜!
秋の風が、優しく俺を通り抜ける。撫でるように、微笑むように。

コスモスはまだまだ疎らな状態。
それでも、なんとか密集して咲いているような場所を見つけてはシャッターを押す。
数回シャッターを切り、俺は手を止めた。
今までの自分だったら、きっと撮り続けていたに違いない。

違う、違うのです。
私が届けたいのは、常に綺麗に咲き誇ったフラワーではない。
そういう写真なら、他のメジャーブログに任せていればいい。
マイナーには、マイナーの進む道がある!

私が届けたいのは、ありのままの美しさ。
咲いていないのなら、咲いていない美しさを届けたいのです。
そして俺は、ファインダーを向ける方向を変えた。

ツボミ - これから花を咲かせる可能性を秘めた息吹。
考え方を変えれば、既に咲いてしまった花よりもずっと美しい。

満開になってからでは撮れない写真が撮りたい。
『今』との対話 - 俺がファインダーを通して語り合いたいのは、ありのままの『今』なのだ。
(「今でしょ」と言えば流行だったのかも知れませんが)

常に『今』を撮り続ける隊長から学んだこと。
ありのままの今が一番美しい。

俺が作りたいブログは、
満開のイベント日を一瞬だけ切り撮るようなものではなかったはずだ。

秋の空の下。
俺が本気で語り合ったのは、自分自身だったのかも知れない。