実は私は廃墟ハンターでもあるのです。
美しい廃墟を求めて、
常磐炭田を訪ねたこともありました。
そんな私の目に飛び込んだ
一つの記事。
またしても師匠の後追いではありますが、神秘の場所をこの目で見てみたかった。
Let's 廃墟ハント!!!
大村彫刻の森美術館栃木県芳賀郡茂木町小貫1900
0285-65-0996
こんな場所があったのか!?
近くの道路を今までに何百回と通っていたのに、全く目に入っていなかった。
今にも森に飲み込まれそうな建物。
早速アプローチ!

ぬぅおぉぉぉ!
レンガの表札にも、手前の彫刻にもカバーが掛かっている。。。
そんなぁ~(涙)。
"ノスタルジックの生存期間は有限"
そんな言葉が頭を駆け巡りました。
更に奥地に進んでゆくと、
来るものを拒む強靭な門が立ち塞がったのです。
ドゥゥゥゥゥ・・・ンな・なんと!?
消えかけた「休館中」の看板・・・これ以上は入れない。
こうなったらハンターの意地!
門の隙間からカメラを挿入して撮影!!!カシャッ!

駄目だ!ほとんどが森に飲み込まれている。
美術館の主テーマである「アフリカの現代彫刻」なんて微塵も感じられない。
(※これは当時から感じられなかった可能性が高いです。だから潰れたのだと・・・。)

狭い空間なのに「順路」が強制される。
こんな辺鄙な場所なのにチケットを買わないと入れない美術館。
なるほど~。
消えるべくして消えた美術館なのですね。
そもそも、茂木というロケーションにおいて、何故「アフリカの現代彫刻」をテーマに選んだのか?
ビジネスとしてコンセプトが間違っていたとしか思えません。
ごちそうさまでした。

県道1号線沿いの廃美術館。
ビジネスの敗北者として、今でも哀れな姿は確認することが出来ます。
機会があれば是非御覧ください。
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