持病の腰痛が悪化し、椅子に座っていることが辛い。
思えば、毎年寒くなると腰痛に悩まされている気がします。トホホ・・・。
そんな木曜日は、蒸気機関車C11275をご紹介しましょう。

ここは大田原市にある美原運動公園。
微妙なモニュメントが立っているその一角に、彼は佇んでいました。

彼の名は『C11275』。第二次大戦中に造られた蒸気機関車です。
青い空の下で、じっと栃木ハンターを待っていてくれました。

この黒くてメカメカしい姿が、一眼レフカメラのように男を魅了します。
カッコイイなぁ!

よく考えられているメカですよね。
蒸気の力でアームを回転させ、得られる最高時速は 85km! 素晴らしい。
栃木ハンターは若き頃、「ノスタルジックハンター」という名前でした。
その頃は『ノスタルジック・パワー』という能力を使うことで、時間をちょっとだけ戻し、対象の物、風景が最も輝いていた映像を見ることができたのです。(
こんな感じ)
でも、今は年を取ってしまった。
ノスタルジック・パワーも使うことは出来ないでしょう。
残念だけど仕方がない。

今使える能力は「ハンターEYE」だけ。
内部にエントリーして、シッカリとEYEで君の姿を焼き付けよう!

こっ、これがC11275の心臓部・・・。まだ現役で動きそうではないですか!?
何故 人間は「発展」という名のもとに古いものを捨てるのでしょうか。
C11275は、まだまだ現役で動けたはず。

キコッ・・・。
はっ!? 今、レバーが動いた!!!
・・・そうか。
君はまだまだ現役で動きたかったんだよね・・・グズッ(涙)。
わかったよノスタルジック・パワーで、君の現役時代の姿を見せてもらおう!
出来るかどうか自信は無いけど、重要なことは『挑戦すること』。
ノスタルジック・パワー全開!!!一瞬でいい!こいつの現役時代まで時間よ 戻れ!・・・ダメか!?
そう思った時、外から石炭の臭いが漂ってきました。
ボォォォォォォォォォォォゥ!鼓膜が破れそうなほど大きな汽笛の音。
慌てて外に飛び出す。
そこで栃木ハンターが見た光景は、まさにC11275が現役だった頃の映像。

おお!これがお前の現役時代の姿か!
生き生きしているぜ! 蒸気機関車C11275!!!
しかし、ノスタルジックパワーの限界。
あっという間に蒸気機関車C11275を取り巻く環境は現在へと戻る。

ありがとう、C11275。
誰も信じないかもしれないけど、栃木ハンターはお前の現役時代の姿を確かに見たよ。
さようなら C11275