「正月三が日」という期間。
栃木ハンターは、「酒を飲む」「食べる」「寝る」という行動をひたすら繰り返す。
この絶え間なく続くシーケンスは『ハンターイニシャライゼーション』と定義される初期化行動なのです。
プロのハンターはこの期間で、昨年ハントの疲れを癒し、今年ハントの体力を蓄えると同時に、料理の味、匂い、ビジュアル、酒の味といった感覚を初期化しているのです。
全ては意味のある重要な行動。

実家でミカンを沢山食べた栃木ハンターの親指には、白いミカンのカスが詰まっています。
これは、食したミカンが「一流」であった場合、速やかに成分分析が可能なようにミカンの断片を採取しているのです。ミカンに対して、最初に親指をエントリーすると同時に行う採取行動。
全ては意味のある行動なのです。
そんな話はさておき、今年の初詣は『学問の神様 天満宮』をチョイスしてみました。

眼下には美しき芳賀の田園風景が広がっています。
澄んだ空気をイッパイに吸込み、2011ハントシーズンの成功を祈願しましょう。
学問の神様 天満宮栃木県芳賀郡芳賀町西水沼1723
028-678-1138
ここ「天満宮」は"学問の神様"ということで知られていますが、ちゃんと一般的な初詣も可能なのです。
早速内部にエントリーしてみましょう。

干枯らびたようなイカ焼きを売っている売店の先に、何やら「輪」が確認できます。
映画「スターゲート」を彷彿するような外観。

これは『年越の大祓』と呼ばれるもの。
この「輪」を潜ることで、我々が毎日生活している中で知らず知らずに犯してしまう諸々の罪穢災厄を取り除いてくれるということです。まぁ、サクッとくぐり抜けて、先を急ぎましょう。

門松の先にいる牛。あれは『御神牛』というビーフ像なのです。
耳元で願い事を唱えれば願いはかない、身体の痛むところを撫でれば病気快復になると信仰されています。

「腰が痛いの治してね」(小さい声で)
そう唱えて、御神牛のサーロインに相当する場所をシッカリと撫でてきました。

さて本番。
2011年ハントシーズンの成功を祈願しましょう。
ガラン、ガラン。今年のハントも実りある充実したものになりますように。世界中のハンターが安全に、ハントを楽しめますように。
祈りは風に乗り、ちゃんと神様に届いた。
そんな気がしました。
学問の神様 天満宮合格祈願に行く時間があるのなら、英単語のひとつでも覚えましょう。
それ以外の祈願をするには最高の場所。特に初詣にはピッタリの空間です。
