この時期に楽しめる秋田県名物はもう一つあります。
その名も『ババヘラ』。
・・・、『ババヘラ』って何だと思いますか?

答えは、おばあちゃんが道路脇で売っているアイスクリームのこと。
この光景は秋田県の道路を走っていると、サブリミナル効果のように見ることができます。
『ババヘラ』とは、『ババ』(=おばあちゃん)が『ヘラ』で盛ってくれるアイスクリームです。
正式名称は「
ババヘラ・アイス」。
有限会社 進藤冷菓の登録商品なのです。
では1つ作ってもらいましょう!

黄色いアイスは「バナナ味」、赤いアイスは「イチゴ味」です。
まずは黄色いアイスからヘラで丁寧に盛り付けてゆきます。

そして周りに赤いアイスを盛り付けて『ババヘラ』の完成です。
おばあちゃん達は、みんな見よう見真似で上手になったのだそうです。
さて、お味は・・・。
う~ん、昔ながらのオーソドックスな味。決して「すごく美味しい」ということはないですね。

でも、アイスが秒速で溶けるような暑さの中、「ババ」が作ってくれるアイスは心で美味しいと感じます。
満足満足。
ちなみに、若い女性が作ってくれる『ギャルヘラ』というものもあったようです。
しかしながら、現在は消滅してしまい『ババヘラ』のみが存続しているとのことでした。
いろいろな土地の名物って面白いですね。