『山から取ってきてよいものは写真のみ、山に残してきてよいものは足跡のみ』。
久しぶりに栃木ハンターは『登山家』になります。

ここは『鶏鳴山』登山開始地点。「バークレイ カントリークラブ」の橋を見上げます。
本当は愛用の一眼レフ「Nikon D90」を持っていきたかったのですが、重量オーバーでパス。
今日はコンデジ「Panasonic LUMIX DMC-LX3」のみで行きます。

この地点に車を止めて、登山開始。行くぞ!『鶏鳴山』!!!

この感覚、久しぶりです。
『山が迎え入れてくれる』、そんな感覚を覚えます。

小川のせせらぎを聞きながら、鶏鳴山登山道を進みます。
よかった!今のところ疲れは無い。

『鶏鳴山 右』。こういう目印を見逃さないことが、登山では重要なのです。
風景が「見える」だけではダメ、風景を情報として「見る」のです。

『鶏鳴山 登山道入り口』。よかった!道は間違っていない。

おっ!ログハウスが見えてきました。
いろいろなサイトで掲載されている目印ですね。

鶏鳴山登山、ここからがスタートのようです。
体力は大丈夫か?これだけが心配です。

この黄色い花は何という名前なのでしょうか。
誰が植えたわけでもないのに、控えめでとても綺麗です。

ツツジもとても綺麗。
栃木ハンターは、有料の公園に植えてある花よりも、山の花の方が好きです。

ここでちょっと休憩。
心配していた疲れは全く無し!週末のお散歩で体力がついたのでしょうか。

このあたりから、『鶏鳴山』の厳しさが現れてきます。
傾斜角45度に近い道を進みます。やばい!つっ辛いかも!?

『鶏鳴山』頂上まで後 22分・・・苦しい。
既に足はガクガク、呼吸は口でゼイゼイ・・・。
もはや22分間、写真など全く無し。そんな余裕はどこにも無い。

ガレ場のレベルもMAXに!
鶏鳴山よ!君は栃木ハンターを拒んでいるのか。
負けないよ!栃木ハンターはどんなガレ場にも負けない!!!辛い状況を征した者だけに与えられるご褒美。これは人生と全く同じ。

うわぁ!すごく綺麗なグラウンドビューです!
google earthでも見ているようです。

ちょっとモヤってるけど、男体山もとても綺麗。
この場所でお昼御飯を食べることにしました。(※ここは頂上ではありません。)
スーパーさがみや 大沢店で買ったお惣菜を広げます。
どんなに美味しい有名店でも、絶対に勝てない味。
頑張った実感、美しい風景と共にいただくお昼御飯は、お金では買えないのです。

やっほー!
スーパーさがみや 大沢店の「骨付きフライドチキン」はメチャクチャ旨い!!!
これがスーパーのお惣菜なら、カーネルサンダースにはもう少し頑張って欲しい。

家族のコーンスープ、私のカップラーメン用にお湯を沸かします。
久しぶりにクッカーとバーナーを、本来の目的のために使いました。

そして食後はもちろん「Twinings Lady Grey Tea」。
食後のひとときを楽しむためには、この紅茶が必須なのです。

鶏鳴山の見晴がいい場所に移動し、紅茶をゆっくりと楽しむ。
これが栃木ハンター流。
「時間」、たとえば1時間は60分です。でも
単位なんてどうでもいい。
「時間」とは
概念なのです。どのような長さで使うかは、自分自身が決めればいいのです。

栃木ハンターはこうやって、日向に寝そべりながらゆっくりと「時間」を使います。
お気に入りの紅茶を飲みながら。
ゆっくりとした「時間」を過ごした後、数分で鶏鳴山頂上に到着しました。


鶏鳴山 栃木百名山 標高 961m。
ものすごく疲れたけど、幸せな時間を過ごすことができました。
ありがとう『鶏鳴山』