病み上りの今日は一日掛かってWindows Vistaをインストールしました。
先日は
DMW(デスクトップウィンドウマネージャ)の問題をHPET Support = Disable で回避しましたが、今度はUSBメモリが認識しなくなってしまった。
もう正直ウンザリ・・・。

Windows7がUSB機器を認識しなくなった原因はわかっています。
iTunesをインストールした際に同時にセットアップされるApple Mobile Device SupportというiPhoneを繋ぐためのドライバが中途半端にインストールされてしまったことです。
USBドライバの競合や、アンインストールできなくなってしまったり・・・。
Windows7は実はWindows98SEなのではないでしょうか。
そんな時にWindows7には待ってましたとばかりに「システムの回復」というツールが用意されており、これを実行して解決か!?
・・・・「不明なエラーが発生しました」。(ガクッ)
(どこまでいってもMicrosoftである。)
巷では「Windows Vistaは遅い」「Windows7は早い」と言っていますが、絶対に嘘!
実際に起動時間はVistaの方が早いし。遅かったのは初期のVistaだけなのです。
仮に「Vistaがダメ」「Windows7は良い」としましょう。
Vistaのバージョン番号「6.0」、Windows7は「6.1」・・・ダメなOSをベースに0.1のバージョンアップを2年半で施しただけで良いものになるのだろうか?
できることは "早いと錯覚させること"Windows7は画面がパッパッと素早く表示されるように錯覚します。
これは「ウィンドウを最大化・最小化するときのアニメーション」がそう錯覚させているのです。
Windows7は起動がすごく早いと錯覚します。
これはウィンドウズマークが早い段階で表示されることと、「ようこそ」までが早いから。
でもパスワード入力してからの時間はVistaよりも長い。
Microsoftは、これだけでは限界があると考えたのでしょう。
HDDの先頭に怪しげな100MBパーティションを作って小細工したり、DMW(デスクトップウィンドウマネージャ)を更にチューニングして違和感があるほどサクサク感を演出している。
そこまでの細かいチューニングが仇となり、Windows7はシステムの変更に弱い。
USBドライバが引っかかっただけで起動しなくなり、待っていました!とばかりに「スタートアップ修復」。
Windows7にはやたらと『修復』するための機能が豊富に存在する。
Windows Vistaは「Windows ME」なんて言われていますが、本当は世の中の悪い噂に負けたOS。
Vistaを使ったことがない人ですら「Vistaって遅いんでしょう」ということだけは知っている。
この点はMicrosoftも実感したのでしょう。
その反省が生かされて今日の「Windows7人気」があるのではないでしょうか。
バージョン番号が「6.1」だったら「Windows Vista R2」でも良かったはず。
あえて「7」という番号を使うことで、「Vistaとは別物」ということを演出しているのでしょう。
苦しいんでしょうね、Microsoftも。
私は巷の噂は信じません。
今日からは安定したWindows Vista SP2生活を送ります。