金曜日の昼間 - 私は仕事をサボり、大洗海岸に佇んでいた。
ちょっぴり風が強いけど、春を感じるような気温にウットリ。
海岸を散歩し、潮風に目を細める。

今週は少し疲れちゃったから、金曜日は仕事よりも海岸を選んでみました!
重要なのはワーク・ライフ・バランス。
それではランチに行ってみましょう!Let's Go!
悠久茨城県東茨城郡大洗町磯浜町173-2
029-219-9733
「めんたいパーク大洗」から、車で3分くらい。
大通りから一本入った場所なので、周囲に観光感はまるでありません。
早速内部にエントリー!

静かな和のBGM。
心地良い安らぎを感じる店内です。

注文は『まぐろどん(1,540円)』をチョイス!
カウンターの中の大将から伝わってくる匠のオーラ、そしてどこか懐かしい感じ。
初訪問の店で懐かしさを感じる理由はなにか?
その答えを見出せぬまま、私は出会いの瞬間を迎える。
恐ろしいまでに完成された料理との出会いを。

はい!こちらが『まぐろどん(1,540円)』。
中トロ、赤身をギッシリを敷き詰め、その上に中落ちを山盛りに載せた一品。

御覧ください!この完成されたビジュアルを!
もはや説明は不要でしょう。
いただきます。

うぅおぉぉぉっ!超メチャクチャ・ウルトラ・スーパー美味し~い!!!
口の中でとろけてゆく肉厚な中トロ、脂満点な中落ち!
それらの旨味を最大限に引き出している酢飯の完成度!
ハッキリ言って、世界一美味しいマグロ丼です。
これには流石の「宮崎商店」も負けてしまう。

あら汁だって抜群に美味しい!
超究極に大満足!ごちそうさまでした。
さて、この大将に感じた"懐かしさ"。
実は、この大将は那珂湊の某寿司店を切り盛りしていた料理長。
マグロが美味しく、酢飯の完成度が高かった某店は、栃木ハンターのお気に入りの店でした。
しかし、その店は数年前からクチコミがガタ落ち。
「あんなに美味しい店の評価が何故悪いのか?」私は不思議に思っていました。
今日はその理由がわかりましたよ。
それは、この大将がその店を去ったタイミングだったのです。
大将は、自分の納得出来る拘りの料理しか提供しない。
魚の質にも、酢飯の状態にも。だからこそ旨かった。
大将が去ったその店は、あっという間に観光客を目当てにした質の悪い営利目的の店へと変わってしまったのです。
そして今、あの完成度はこの店へと引き継がれた。
私は、再び大将と出会えたことを幸せに思います。
これからもずっと、再訪問を繰り返すことは言うまでもありません。
ありがとう。

悠久 (寿司 / 大洗駅)
昼総合点★★★★★ 5.0