『中国 広州で暮らす日々』からの転記

中国での生活も、残り数日。
最初は長いと思っていたけど、思い返してみるとあっという間の出来事でした。


マンネリ化してしまった日本のルーチン生活では味わえない時間。
2ヶ月半という時間は同じでも、日本で過ごしていたら決してわからなかったことを沢山学ぶことができた貴重な時間だったと思っています。


栃木ハンターは子供、ピーターパン。
日本で辛いことがあると、
　　　『別世界には何かいいことがあるのではないか』
　　　『誰も知らない異国でのんびり暮らしてみたい』
なぁ～んてことを思ったこともありました。

今の自分から抜け出して、幸せな時間が過ごせる別世界があるのではないか？


（※栃木ハンターではありません。）
でもね。
別世界なんてものは無いのです。

場所が何処であれ、環境がどうであれ、
『生きているのは自分』であるということに変わりはないのです。


つまりね。

自分の考え方が変わらなくては、何処の場所でも同じことを考えます。
自分の行動を変えなくては、どんな環境でも同じ行動をします。
重要なことは『自分』であり、『環境』ではないのです。


世界はたった一つなのです。

そのことに気が付けたことが、中国の暮らしでの最も大きな収穫。

さぁ、そろそろ戻りましょう。
栃木ハンターの『世界』 - 栃木県から半径100km圏内の世界へ。

『中国 広州で暮らす日々』からの転記

今回も引き続き桂林(Guilin)から。
広州から桂林は結構遠いので、ホテルで一泊しました。




NEW WEST STREET INTERNATIONAL HOTEL

桂林の山が近くに見える絶好のロケーションでした。
結構綺麗で、ゆっくり休めたし、2日目のパワーも全開です。


街まで移動する手段は、もちろん『バイクタクシー』。
栃木ハンターは中国人なので、バイクに3人乗りは当たり前です。
乗用車タクシーでは味わえない爽快な気分。


この街でちょっとゆっくり。
食事を楽しんだり、足マッサージを楽しんだり。
物価は広州の半分なので、マッサージも激安です。


う～ん、桂林ではマクドナルドも何処となく美しく感じてしまいます。
美しい街ですね。


ゆっくり過ごした後は、桂林の鍾乳洞『蘆笛岩（ろてきがん）』へやってきました。
石灰岩により形成された洞窟です。
中に入ってみましょう！

おお！そこにはまさに『別世界』が広がっていました。
説明する言葉はいりません。しばしお楽しみください。






圧倒される大きさ、美しさ。
これは凄い！桂林に行った際は必ず見るべきですね。


ということで、中国での冒険はおしまい。
沢山の冒険が、栃木ハンターを成長させてくれたと思っています。

これからの数日は、日本に帰るための締めくくり。
確実に過ごしてゆきたいと思っています。

『中国 広州で暮らす日々』からの転記

中国で最後の週末、どうしても行きたい場所があったのです。
それは『桂林(Guilin)』という場所。


広州白雲国際空港から飛行機を使います。
朝は6:00にホテルを出発してきました。物凄く眠い・・・。

飛行時間は1時間。
あっという間に桂林(Guilin)に到着です。


水墨画でよく描かれる土地 - 桂林。
香港やマカオという人工的な風景も大好きですが、最後には自然の芸術が見たかった。


暑い広州から比べると、桂林は28℃と涼しくて過ごしやすいです。
天候も変わりやすく、時折雨がザーっと降ります。


桂林で雨が降ってきたら、あわてて移動してはダメ。
近くのお店や民家で雨宿りしましょう。


雨はすぐに止みます。
こうやって雨を触っていると、小学生の頃を思い出します。


ふうっ、ほらね？　雨はすぐにやみました。
よぉし！桂林に来たら竹で出来た船に乗りましょう。
ナイトクルーズのような豪華な船ではありませんが、これはこれで風流です。


何の音もしない空間。
聞こえるのは河のせせらぎと鳥の声。
時折流れる風がとても気持ちがいい。思いっきり深呼吸。


これが最後の週末。
長かった中国生活も、次の週末はありません。


最後に選んだ場所が「桂林」でよかった。
ちょっと地味だけど、この河を流れてゆくうちに、いろいろなことを考えることができました。


とても美しい土地 - 桂林。
日本や広州のような都会では味わえない時間を与えてくれる土地です。

この素晴らしい時間に、「謝謝」。