『
中国 広州で暮らす日々』からの転記
さて、今日も美しいマカオの世界をお伝えしましょう。
観光地のマカオを掲載するのは今回で最後にしたいと思います。
モンテの砦ポルトガル人が15世紀に築いた砦で、1622年6月24日にオランダ軍に攻められた際は、背水の陣を挑み見事撃退した歴史的な砦です。

大砲がいくつも並んでいます。
これらがガンガン火を噴いた光景は、どのようなものだったのでしょうか。

もう2度と火を噴くことのない大砲が向いている先には、現在のマカオの街が。
二つの時代を一枚の絵で重ねてみているような不思議な気分になりました。

ここは「ギア要塞」。
どことなく「天空の城ラピュタ」に登場しそうな要塞です。

厳つい要塞と隣接して建っているのが「ギア灯台」。
中国初の西洋式灯台だそうです。
海風に吹かれて、の~んびりするには最高のスポットです。

さて、昔のマカオはこれくらいにしましょう。
現在のマカオといえば、真っ先に思いつくのが「カジノ」ですね。
そう!ここはギャンブルの街。

まさに街全体が「カジノ」という雰囲気です。
道路を走る無料バスに乗ると、最後には必ずカジノに到着する仕組みになっています。

すごいお金が動いているのでしょうね。
栃木ハンターは賭け事をしない人間なので、遠くから見るだけ。
でも日本でパチンコをするくらいなら、ここでスロットをやった方が面白そう。

あっという間に時間は過ぎ、あたりを夕闇が包みます。
この時間になると、日中のマカオとは別の姿が現れます。

日本で「節電」していることが馬鹿馬鹿しく思えるくらいのネオン。
「エコ」という言葉には興味がないようです。

「そんなに光る必要があるのか?」
思わず非マカオ的な考えが浮かんでしまいます。
何時になっても眠らない街 - マカオ。

最後の写真は夜のマカオタワー。
マカオは眠らなくても、栃木ハンターは眠るのです。
マカオ観光の紹介はここで終了です。
ちなみに1人 800元(約10,000円)の激安マカオツアーでした。