『消えゆく足尾銅山』と題して送るシリーズ。
第3回目は、そろそろ足尾の歴史の中心部を目指したいと思います。

わたらせ渓谷鐵道の終端 - 間藤駅より先へ進みます。
昭和の時代に廃線になった線路とは思えないくらいシッカリとした状態で残っています。

この線路が行き着く場所こそが、歴史の中心 - 本山製錬所なのです。
進みましょう!本山製錬所のある足尾本山駅を目指して!!!

うぅ、寒い・・・。
凍てつく寒さが、容赦なく栃木ハンターを襲う。
プロじゃなければ耐えられないほどの寒さ。

トンネルも崩壊が進んでいますね。
あんな岩に当たれば、プロと言えども無傷ではすまないでしょう。

さぁ、本山地区の街並み、象徴とも言える古河橋が見えてきましたよ。
目的地「足尾本山駅」はすぐ眼の前です。
線路は最後の鉄橋を渡り、足尾本山駅へと入ってゆく。

到着です。
目の前に見えるのが「足尾本山駅」。
残念ながらここから先にエントリーすることはできません。
鉄橋の先までは行けるのかもしれませんが、渡るのはちょっと怖い。
プロといえども、高い所から落下すれば死んでしまう。。。
この時、私は精錬所の風景が大きく変化していることに気がついていませんでした。
ノスタルジックの生存期間が有限であることを強く認識することになるのです。
それはまた次のお話。